UWPS のこだわり / 自主製作盤について

前置き

アルバム一覧を作っていく上で「迷ったんだけれども、こうするのが良いんじゃねぇか」と判断した結果を残しておこうと思い、ここに記しておく。「間違ってる」という誤解を与えないように、また、誤解を与えてしまった人々に読んでもらえるように書き残しておく。


自主製作盤の扱いについて

SIONのアルバムの中には、メジャー・レコード会社ではないところから、何枚かの作品が発売されている。これらの作品は、「自主製作盤」や「インディーズ盤」と呼ばれている。
2009年7月現在で 4 枚の作品があり、「新宿の片隅で」「20th milestone」「住人 〜Jyunin〜」「鏡雨 〜kagamiame〜」が該当する。
2011年8月現在、「Naked Tracks」シリーズの 4作品 が発売されている。

UWPSでは、これらの扱いを同等にしていない。その理由を書き残しておく。


「新宿の片隅で」について

新宿の片隅で」は、SIONの楽曲が「レコード」という形になって初めてこの世に産み落とされた、記念碑的な作品であることから、特別扱いして「自主製作盤」と分類している。

この作品が発表された当時は、

…といったような時代であった。このようなことから、希少価値が高く、安易に入手できず、他の作品とは、存在価値も、金銭的価値も異なる事から、特別扱いして「自主製作盤」としている。


「20th milestone」「住人 〜Jyunin〜」「鏡雨 〜kagamiame〜」について

20th milestone」「住人 〜Jyunin〜」「鏡雨 〜Kagamiame〜」が該当する。

…といったようなことから、いまや「メジャー」と「インディーズ」の境界線は、非常に見えにくくなっていて、「気にしなければ同じに見える」と言っていい。

実際、「20th milestone」を聴いてみると、(歌詞の内容は別にして)メジャーであった時と何も変わってはいない。音質が悪いわけでもなく、歌詞カードが粗末なわけでもない。この作品を「素晴らしい作品だ」「傑作だ」と特別に扱うなら意味はあるが、「インディーズだ」「自主製作だ」と区別して扱うのは失礼というものだろう。

よって、特別に扱うことなく、メジャー・レコード会社から発売された作品群と同様、「オリジナル・フル・アルバム」として分類する。


「Naked Tracks」シリーズについて

UWPS では下記のアルバムを「宅録アルバム」として分類している。
Naked Tracks 〜光へ〜
Naked Tracks 2 〜鬼は外〜
Naked Tracks 3 〜今日が昨日の繰り返しでも〜
Naked Tracks 4 〜同じ空の下、違う屋根の下で〜

…といったような理由から、特別扱いして「宅録アルバム」としている。



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